活動状況表紙へもどる

活 動 日 2003 - 10 - 11

釜利谷にある旧家の物置に、10年以上も前に伐採したヒノキの丸太が保管されています。
持ち主の依頼で、移動式製材機を持ち込み、ヒノキの板に製材する事になりました。

移動式製材機(ロゴソール)で製材可能な長さは、約4メートルです。
その寸法に合わせて丸太を玉切りします。

ロゴソールは、上下移動が出来るレールの上に、大型チェーンソーを装着して水平移動が出来る治具を設置し、その治具を動かすことにより、材木を切って行きます。乾燥したヒノキ材なので、木質が硬く製材に時間がかかります。

表皮を切り取り、いよいよ一枚目の板の製材です。約7センチくらいの厚板が2枚取れるようにレールを下げます。切れ味のおちたチェーンソーの刃を、ヤスリで丁寧に研いでからチェーンソーに装着し、ゆっくり切り込んでゆきます。

一枚目の板を製材した後、材木をひっくり返して二枚目の板の厚さを決めます。表皮を切り取ると、丸太が板にみごとに変身しました。

活動状況表紙へもどる|更新日:2022-8-2|