金沢自然公園竹炭出し 〔2001-5-26〕
新緑の唐松林ごしにひっそりとたたずむ炭焼き小屋。ここは、横浜市金沢動物園がある金沢自然公園の炭焼き小屋です。初窯試し焼きでの不具合を微調整後、第2回目の竹炭焼きを実施。この日は、いよいよその成果が確認できる炭出しです。
断熱用の砂を取り除き、炭窯のふたを開きます。緊張の一瞬です。大丈夫、見事な竹炭が出てきました。
初窯では、炭材を横に無造作に詰め込みましたが、今回は炭材を縦に整然とできるだけ隙間なく詰め込み、その空間に長目の竹を横に詰め込みました。竹の原型をとどめた綺麗な竹炭を、できるだけ壊さないよう、慎重に取り出します。袋詰めを容易にするため、大中小に分類し並べてゆきます。みるみるうちに竹炭の山が出来上がります。最も長い竹炭は70〜80cm、工夫しだいでオブジェなどに使えそうな出来ばえです。
かなり効率よく収穫できた竹炭の山を前に記念撮影、参加した会員はみんなにこにこ。再び新緑の唐松林ごしに炭焼き小屋をふり返りながら、帰宅の途につきました。

早春の頃、ピンクの小さな花をつけた唐松に松ボックリができてます。

砂埃がたたないようにじょうろで水をまきながら、窯を掘り起こします。

炭窯の掘り起こし(U)

     

炭窯のふたを開けました。

縦に並べた竹炭ができています。

なかなか見事な竹炭のできばえです。

     

炭を壊さないように慎重に取り出します。

大中小の大きさに分類して、竹炭を並べてゆきます。

みるみるうちに、竹炭の山ができあがります。

     

大きさで分けた竹炭を、袋やダンボール箱に詰め込みます。

大収穫の竹炭の山を前に、作業に参加した会員の記念撮影。みんなにこにこ・・・(*^。^*)

新緑の唐松林の下で森林浴。充実した一日でした。

     

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炭焼き表紙へもどる|更新日:2019-5-23|