炭焼きの三要素は、炭材・熱・空気ですが、中でも炭焼き窯の重要な部分は「たき口」と、「煙突」です。この頁では、煙突の取り付けについて紹介します。 炭焼き窯本体を設置する前に、煙突のエル字部分を設置します。燃焼熱と木酢液の酸性留分で煙突が劣化しないように、ステンレスの煙突を使います。 炭窯本体裏側底部の穴に合わせてエル字部分をつなぎ合わせ、粘土でシールします。 |
垂直に立ち上げた煙道が盛り土でつぶされないように、土管で保護します。 炭焼き窯本体の中央部の大きな穴は、炭材の詰め込みや焼き上がった炭の取り出し穴です。 炭焼きの際には、穴の部分にふたをして、粘土でシールしてから盛り土をします。 |
煙突上部の帽子の様に見えるものは、炭焼き副産物の木酢液や竹酢液を採取する装置です。 長い冷却用煙突(コンデンサー)の中を煙が通る間に、煙の中の留分が液化してこの装置で集められ、竹の樋を伝って落ちてきます。 |
長い冷却用煙突(コンデンサー)の全体写真です。 この煙突の角度や長さで、木酢液や竹酢液の収率が変ってきます。 |
炭焼き窯の構築 | 基礎作り | 煙突(この頁) | たき口 | 小屋完成 | 炭材詰め |