特定非営利活動法人 NPO法人 Non Profit Organization |
もりたくさんのかい![]() |
横浜市金沢区 KMT かなざわもりたくさん |
1980年代後半、ボランティア活動といえば人間相手が主流で、森林を管理する活動は殆どありませんでした。 行政側も 『素人では無理』 と、考えていたようです。 1990年頃、 『横浜自然観察の森』 主催の行事として『雑木林ファンクラブ』(ZFC) がはじまり、森の管理などの勉強会と実体験をはじめました。 世間でも里山保全が、問われ始めてきた頃です。 さまざまな講師を呼び、みんなで本を読み、日大農学部の生徒達に手助けしてもらいながら、鎌(かま)や、鋸(のこぎり)や、鉈(なた)を使い始めました。 そして、炭焼きや草木染めなども体験できたのです。 その後ZFCは行事から独立し、晴れてボランティアグループになり現在も活動中です。そして、ZFCに集う金沢区在住の仲間達から、『区内にもこのようなグループが欲しい』 という声が高まってきました。 |
● | 1996年6月 |
横浜市立大学で『今、市民にとっての横浜の緑と農を考える』という市民講座が開かれました。 講座の参加者OB有志が『話を聞くだけで終わりにしたくない!』と、実動するグループを作ることになりました。区役所でパートナーシップという事業が始まりだした頃だったのが幸いして、草刈り鎌などの提供も受けることができました。
そこで、会の名前を決めなくてはなりません。金沢区は、ひとつの行政区内に、川の源流から海まである恵まれた環境を持っています。 『海を守るには山も大切にしなくては・・・』ということで、金沢区の森・沢・山・野・海を大切にしたい人達の集りなので、 『かなざわ森沢山野海』?・・・これでは読んでも理解できません・・・その意味を内に込めて『かなざわ森沢山の会』にしました。 |
● | 1996年9月 | 会に参加して活動する人達は集まりました。でも活動場所は、まだ決まっていません。 最初の活動として、金沢自然公園内に『どんぐりと昆虫の森』を作ることになりました。 これは富岡小学校の生徒達が、空き缶を集めて作ったお金で、区内に木を植えたいと、 『市長への手紙』 を出した事から動き始めた企画でした。 |
● | 1996年12月 | 横浜市緑政局(現在の環境創造局みどりアップ推進課)の肝入りの元、釜利谷市民の森で『森作り・間伐』のイベントを実施しました。 |
● | 1997年5月 | 『釜利谷市民の森愛護会』と、『かなざわ森沢山の会』の会員同志の合意が得られ、釜利谷市民の森を活動場所として使えるようになりました。はじめの内は、馴れない森沢山の会員のために、愛護会の会員が一緒に行動してくれて、色々なことを教えてくれました。 |
● | 1998年4月 | 設立総会を実施し、ボランティア市民任意団体『かなざわ森沢山の会』を正式に立ち上げました。 |
● | 1998年5月 | 杉やヒノキの間伐材を、簡易製材機を借りて製材し、大塚沢の森に道具小屋を建てました。 |
● | 1999年2月 | 京急金沢八景裏山に、ドラム缶式炭焼き窯を作り、炭焼きを開始しました。ところが、近隣の住民から煙の臭いがきついなどの苦情が出て、2001年6月に、この場所での炭焼きを断念し終了しました。 |
● | 2001年3月 | 金沢自然公園内の公園管理施設に、新たにドラム缶式炭焼き窯を設置しました。 |
● | 2001年5月 | 日本財団からボランティア支援金を受けて、ロゴソール(簡易製材機)を購入しました。 杉やヒノキの間伐材を製材するための試運転をしました。 |
● | 2001年6月 | 「第9回横浜環境保全活動賞」を、横浜市環境保全局から受賞しました。 (今回の表彰は全部で9団体でした) |
● | 2002年12月 | 「かながわ地球環境賞」を受賞しました。 (今回の表彰は全部で7団体でした) |
● | 2003年3月 | 「こんにちは市長です」;横浜市の中田市長、緑政局長、金沢区長などが金沢自然公園に来園し、公園内の竹林にて当会の会員と一緒に竹林の間伐作業を体験しました。 |
● | 2003年6月 | 金沢自然公園内の炭焼場に、新たに道具小屋を設置しました。釜利谷市民の森上部と下部の作業が便利になりました。 |
● | 2005年5月 | 横浜市水道局山梨県道志村水源涵養林の間伐作業に、当会から9名が参加しました。 |
● | 2007年3月 | 金沢区児童民生委員会から、森沢山の会の活動に対して、表彰を受けました。 |
● | 2007年8月 | 『かなざわ森沢山の会』の立ち上げから9年後(本年4月)の定例総会で、特定非営利活動法人(NPO)化への緊急動議が可決され、NPO化に向けての設立申請手続きを、8月10日神奈川県庁にて完了しました。 |
● | 2007年10月 | 神奈川県庁の閲覧公告公開後、10月29日に特定非営利活動法人(NPO法人)『かなざわ森沢山の会』の認証が神奈川県庁からおりました。 |
● | 2007年11月 | 11月1日、横浜地方法務局で設立登記し、神奈川県庁に登記完了届けを提出。 横浜市所轄の、 NPO法人 『かなざわ森沢山の会』 として発足しました。 内閣府 NPO法人ポータルサイトに公開された頁は、こちらです。 |
● | 2008年10月 | 10月19日、平成19年度第1期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2009年6月 | 横浜市の要請により、11年間活用した大塚沢道具小屋を取り壊しました。 |
● | 2009年10月 | 10月18日、平成20年度第2期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2010年5月 | みんなの森づくり活動助成金の支援により、新しい道具小屋を大塚沢に設置しました。 |
● | 2010年10月 | 10月17日、平成21年度第3期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2010年10月 | 10月17日、任意団体「アマナの里を守る会」の支援活動に着手しました。 |
● | 2011年9月 | 9月18日、「花王・みんなの森の応援団」による体験学習を、どんぐりと昆虫の森で実施しました。上智大学と聖心女子大学の女子学生2名が参加しました。 |
● | 2011年10月 | 10月16日、平成22年度第4期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2012年3月 | 金沢動物園30周年記念・開園感謝祭の「工作教室」に参加しました。 間伐材を使った、コースターや竹ぽっくりなどのおもちゃ作りを子供達が体験しました。 |
● | 2012年10月 | 10月14日、平成23年度第5期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2013年3月 | 任意団体「アマナの里を守る会」の解散にともない、最終支援活動を、3月7日に「しだの谷」で実施しました。 |
● | 2013年10月 | 10月13日、平成24年度第6期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2013年10月 | 金沢区役所の要請により、「金沢まつり いきいきフェスタ」に参加しました。 |
● | 2014年10月 | 10月12日、平成25年度第7期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2014年11月 | 11月22日、一般公募で参加者をつのり、「森の保全ボランティア体験会」を、夏山竹林にて開催し、新たに5名の方が入会しました。 |
● | 2015年10月 | 10月3日、NPO法人藤沢グリーンスタッフの会(FGS)の要請により、「杉人工林間伐体験会」を、浅間塚下横浜市市有林にて実施しました。 |
● | 2015年10月 | 10月11日、平成26年度第8期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2015年11月 | 11月13日、カナリヤ幼稚園にて、杉丸太をチェーンソーでガーデンチェア等の遊具に加工する実技を公開し、幼稚園児との交流をはかりました。 |
● | 2016年5月 | 5月21日、西柴小学校の総合学習支援を実施。竹いかだ作り用の材料として、孟宗竹間伐材を提供しました。 |
● | 2016年7月 | 釜利谷小学校6年生の総合学習支援を実施。4月の筍刈りから、5月の竹炭用炭材作り、7月の竹炭焼きと炭出しまでの体験実習をしました。 |
● | 2016年10月 | 10月16日、平成27年度第9期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
● | 2017年1月 | 1月28日、能見台小学校4年生の総合学習支援を実施。ドラム缶窯での炭焼き、ペール缶での炭焼き、焚き火に茶筒を投入してのお花炭作りなどの体験実習をしました。 |
● | 2017年2月 | 2月18日・25日、金沢区主催「緑のボランティア入門講座」受講者が、夏山真竹林の間伐作業を体験しました。 |
● | 2017年5月 | 5月27日、一般公募で参加者をつのり、「森の保全ボランティア体験会」を、夏山竹林にて開催し、新たに5名の方が入会しました。 |
● | 2017年10月 | 10月15日、平成28年度第10期社員総会を「ののはな館」にて実施しました。 |
|表紙へもどる|活動の概要|活動場所と活動日|入会案内|更新日:2022-07-30