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太くて背の高い大きな青竹に、穴が規則正しくあいているのを見つけました。
穴のまわりから、竹が腐りはじめています。
折れて倒れると危険なので、切り倒しました。 |
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穴の大きさが解るように、穴のそばに【たばこの箱】を置いてみました。
そうです、【たばこの箱】と、ちょうど同じくらいの穴の大きさです。
良く見ると右(竹の根元のほう)から4番目に、小さな穴もあります。
そして穴の中心の位置は、竹の節から10センチくらいの所です・・・さてなんでしょう? |
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炭焼き窯の前の焚き火で作った「トン汁」をおかずに、みんなでお弁当を食べながら、「これなーんだ?」と話し合いました。
竹の節にちょこんと止まって、竹をつっつく?
えっ、それって、「竹つっつき?」、「そんなのないよ」、「きつつき」でしょうが、「しょうがねぇな」・・・なんていう冗談も飛び出して、きつつきが開けた穴という事になりました。
やや大型のきつつき「あおげら」ではないかという結論です。 |
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穴の奥に営巣の様子は無く、巣穴ではない事も確認できました。『アオゲラは、元々生きた木に穴をあけるのが普通なので、試し掘りか、音がよいから楽しんでいたのか?いずれにしても営巣のためではなくて、冬の間の「ねぐら用」だと考えられる』というアドバイスもあって、まずは一件落着でした。
そうこうしているうちに、茶筒に籾殻と一緒に詰めて蒸し焼きにした「お花炭」が、見事に出来上がりました。
春から初夏への入り口、新緑がすがすがしい森の中の出来事でした。 |
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