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椎 茸 の ほ だ ぎ 作 り

2002/3/17
金沢自然公園「ののはな館」前の彼岸桜が咲き始め、なんだろう坂に下って行く散策路はトサミズキが満開です。快晴の日曜日、今日はお弁当広場の片隅にある炭小屋の前の広場で、シイタケのホダギを作ります。


森で間伐したクヌギの木を、1メートルくらいの長さに玉切りし、横に寝かせて並べます。シイタケの菌種をまぶした木栓の直径よりやや細いキリを、電動ドリルに取りつけてほど良い深さに穴を開けます。


電動ドリルで開けた穴に、菌種をまぶした木栓を金槌や木槌でうち込みます。欲張って、あまりたくさん打ち込むと、ホダギがすぐに弱ってしまいますので、10cmくらいの間隔をあけて打ちこみます


出来あがった、シイタケのホダギを、直射日光が当たらない木陰に並べて、作業完了です。帰り道、ののはな館へ登って行く散策路の脇に、見事な「サンシュユ」の花が咲いていました


それから約一年半が経過した今日(2003-10-19)、ふと見ると大輪のシイタケがわんさか・・・
さっそく収穫して、ドラム缶式炭焼窯で作ったコナラの炭をおこした七輪でジワット焼き上げ、みんなで食べちゃいました・・・醤油をかけたら、いい香りが“ぷ〜ん”として、それはそれは素敵な森の恵みに出会えました。


そしておまけです。 秋の山野草の花も見る事が出来ました。 “トリカブト”と“サラシナショウマ”です。

森の贈物表紙へもどる|更新日:2016-2-14|